菓子店舗詳細

店舗情報

西洋菓子 ぶどうの森

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 全国に4万社あまりある八幡様の総本宮・宇佐神社や御神輿発祥の地として名高い宇佐市で、1991年より営業している洋菓子の専門店。宇佐じゃないと作れない、宇佐ならではの商品を開発し、その収益の一部で植林することを目指す「八萬本の樹」プロジェクトにも参加するなど、地域に根づいたお菓子屋をモットーに、地元産の素材に徹底的にこだわったお菓子づくりで評判のお店です。
業種
洋菓子
店舗名
西洋菓子 ぶどうの森(せいようがし ぶどうのもり)
所在地
〒879-0471大分県宇佐市辛島247-1
電話番号
0978-33-2777
販売責任者
小林 義廣

商品情報(1)

こだわりの逸品

宇佐の柚子

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 西日本一の出荷量を誇る、宇佐産の柚子を使ったパウンドケーキです。柚子自体は秋から冬にかけて採れるものなのですが、柚子を搾った「柚子酢」という商品が地元のJAで売られており、年間を通じてそれを使っています。さらに常徳屋さんという地元の蔵元が造られている柚子のリキュールを配合しています。
 この商品に限らず当店の商品はすべて無添加で、可能な限り宇佐産のものを使用しています。(1個1,300円)1個(本)あたりのお値段:1300円(税込)

こだわりの技

 柚子酢と柚子のリキュールをブレンドしたシロップを使うのですが、シロップが多すぎるとどうしても食感がやわらかくなりすぎてしまうので、柚子独特の香りを残しつつ食感を損ねないように気を配っています。また手作業で泡立てた生地を、気泡を多く含むようにふんわりと焼き上げ、その気泡の部分にシロップを入れるようなイメージで作っています。さらに焼き色もなるべく色合いがきれいな黄色になるよう、焼き方にも注意を払っています。

商品開発ストーリー

P1080317 私が宇佐に戻った際、市役所の方から地元の産品を使ったお菓子を作れないものかという提案があり、いろいろと試しているなかで柚子を栽培している農家の方と知り合いになったのがそもそもの始まりです。それまでは柚子が宇佐の特産物だという認識はなかったのですが、お話を聞いているなかでそのことを知りました。
 商品化にあたりましては、できれば宇佐土産として持っていってもらえるようなお菓子にしたいという思いがあったので、日持ちのすることとしっかり柚子の風味がすることの両面からパウンドケーキにしようと決めました。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 宇佐は美味しいものがたくさんある土地柄なので、地元のパティスリーとしてここにしかない商品、ここにしかないお菓子屋というのを目指したいと思います。

お客様からの声(評価)

 「宇佐の柚子」は発売以来2年ぐらいになるのですが、だいぶ地元の方たちにも認知されるようになり最近では引き出物に使っていただくケースも増えています。また印象深いエピソードとしましては、ご夫婦で常連のお客さまがいらっしゃるのですが、結婚記念日に相手にサプライズを、ということでお互いがお互い内緒でケーキを注文に来られたことがありました。さすがにお2人双方から内緒で注文を受けているので、こちらからそのことをお話しするわけにもいかず結局ケーキを2個作ることになったのですが、大切な日のために当店でケーキを特注してくださるというのはとても嬉しかったことを憶えています。

安全性について

 洋菓子の場合、けっこう輸入食材を使っていることが多いのですが、宇佐は柚子以外にもぶどうやいちごなどフルーツがたくさん採れる地域なので、鮮度と安心面両方の観点からできる限り地元の新鮮な食材を使ったお菓子づくりをしていきたいと考えています。また製造に関しましても、店内からお客さまの目に触れられる位置で作業を行い、作業内容をオープンにすることで安心感を抱いていただけるよう配慮しています。

おすすめの菓子店のご紹介

 中津市にある「エル」さんです。特に“バニラスティック”というエクレアのようなシュークリームは抜群に美味しいのでおすすめです。